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食べ終わり、唯ちゃんは
眠くなったようでコロコロしだした。
絵里『咲ちゃん…さっきはごめんなさい。…悲劇のヒロインになってしまって…正直幸せな人を見ると腹が立つ。アタシ離婚したくないのに…』
咲『アタシこそ軽率な事言ってごめんなさい。自分もずっと悲劇のヒロインだったよ。正直今でもそうかも。』
絵里『アタシ…強くなれないよ。達也を奪った女は幸せになって…』
咲『アタシ強くないょ。いつもビクビクしてる。また浮気されるんじゃないか…まだ相手と終わってないんじゃないかって…毎日苦しい…でも信じるしかない…』
絵里『そっか…。』
咲『こんな言い方おかしいけど、一緒にいて苦しむか離れて苦しむか…アタシの選択は別れない…だった。』
絵里『不倫って…命は保障されている大病だよね…』
絵里ちゃんは泣き笑いながら囁いた。
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