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話終わると、直ぐに亘の父がアタシ達家族に謝罪した。
お父さんが悪い訳じゃないのに…
亘父『咲さん…本当に済まない…俺らの育て方が間違っていたな…尚に関してはこんな父親で可哀相な事をした…咲さんの思うようにしてくれて構わない…』
亘母『…咲さん、ご両親に何て謝罪していいか…馬鹿息子で申し訳ございません』
咲父『お父さん、お母さん謝らないで下さい。咲にもきっと至らない所が沢山あったと親として思います。ただ、やってイイコトと悪い事はある。尚の事もありますし、私達夫婦は離婚は避けて欲しいと望んでおります。』
咲『…なんで…』
咲母『若気の至り…自分の事も見直してみた?咲…パパとママは責めてる訳ではない。でもね、今まであなた達を見てきたけど、亘君だけを責めるのもおかしい。咲、夫婦は自分の事ばかり考えては駄目なのよ。だからといって亘君の行為はいけない事…でも許してあげる事も大切よ。ちゃんと反省してもらって、一からやり直してみたら?』
アタシの気持ちは
誰にも分かって貰えない…
頭が真っ白になった。
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