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皆を送り出し、亘と二人っきりになった。
何を話していぃか分からない。
顔を直視出来ない。
一人立ち上がり
夕飯の支度をしにキッチンに向かおうとした瞬間
腕を引かれた。
驚いて振り払う…
それでもまた捕まれた。
また涙が溢れた…
亘は今まで見て見ない振りしていたのに、涙をそっと拭いてくれ、強く抱きしめられた。
(…汚い手でやめて…)
でもそんな思いと裏腹に
アタシは亘の大きな胸の中で泣きたかった。
亘が大好き…
亘といたい…
もぅ強がってるアタシはどこにもいなかった。
始めからこぅして欲しかったんだと気付く。
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