家庭事情

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咲『家計がね…カクカクシカジカ…』 亘『そっか…ごめんな…俺のせいだな…』 咲『そんな事なぃょ!亘は一生懸命頑張ってくれるょ!でも夫婦なんだから、このピンチは助け合わないとね!だから仕事して来てもいい?』 亘『…仕方ないか…応援するよ!でも合わないと思ったらすぐ辞めていいからな!それと、携帯の番号の交換と同伴は駄目だからな!』 咲『分かった!ありがとう!』 でも心の中では (亘に対する出費が多いから、こうなったのに…) と、明らかに亘のせいにしていた。 今考えると、上から目線でみていたんだと思う。 お小遣いも大した金額を 渡していた訳でもない。 だからといって、お金をせびる事もない。 交際費だって月に一回行けばイィ方で… でもウチの家計には苦しかった。亘のせいにして仕事をしたかったのかもしれない。アタシは最低だ。 夜の仕事場は、アタシの友人のママのお店。だから融通がきくのと、何より安心。だから亘も承知してくれた。 亘と色々と話し合い、年内で辞めれるように頑張ろうということになった。 その時アタシは 年内でとは決めずに、早くお金を貯めて、直ぐにでも辞めようと決意した。 でも…お金は人を変える…そぅうまくはいかない…
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