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亘の前に手紙を出した。
何故ここにあるのか…
寝ぼけながら疑問そぅだった。
咲『悪いとは思ったけど、財布開けたら出てきた。どういう事…』
亘『…プライバシーもないのね…咲のそういうトコ本当無理…手紙はまんまだよ。』
咲『何!?その言い方…また浮気?前回約束したよね?二度としない…って』
亘『浮気じゃないし…本気だし…つか別れて…もぅ俺ら無理だよ!コイツと一緒になりたい…好きなんだコイツの事…』
(浮気じゃない…!?本気!?えッ…意味が分からない…)
来る所まで来たアタシ達…
現実に起きている事なのにアタシは、心ここに在らずだった。
涙が頬を伝う。
でもその姿を見ても表情一つ変えず、面倒臭そうに頭を掻きむしる亘…
亘は見た事のない
冷酷な顔になっていた。
もぅアタシではないと、
口に出さずとも、書いてあるかのような顔に…
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