壊れかけのHeart

反撃

亘の話は一切無視。

離婚の話を進めた。

ｱﾀｼは自分の要求を話出した。

･尚の親権はｱﾀｼ
･慰謝料、養育費は弁護士と相談のち、提示。
･離婚後、一切連絡は取らない。
･お互いの生活に干渉しない。

全て話終わった時、亘は静かに言った。

亘『…俺は離婚しない。咲が離婚を要求するなら出るとこ出て話し合いをする。離婚届を持って来ても、話し合いに決着がつくまで絶対にかかないよ…』

咲『ｱﾀｼがここまで追い込まれたのはあなた…亘のせい！ｱﾀｼだって始めは亘と離婚したくなくて、必死だった…でもね、あなたの誠意が伝わらないの。ｱﾀｼに1回でも、きちんと謝罪した？いつもﾍﾗﾍﾗ、ｱﾀｼがあなたに謝罪した時も分かればいい！みたいな態度して…やっていい事と悪い事の区別も出来ないの？？あなたは人の親になったんだよ！尚に恥ずかしくないの？こんなんなら片親の方がマシだよ！！！！』

ｱﾀｼは悔しくて、情けなくてボロボロ泣きながら訴えていた。