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帰って来た男
一刀が華琳の前から姿を消してから一年を過ぎようとしていた
華琳「…」
華琳は城の塀に上がり空を見上げていた
華琳は一刀が去ってからも一刀の捜索を続けていた
華琳「ふぅ……早いものね一年というのは、こんなに早く感じるものかしら?」
華琳が思い耽っていると…塀の下から華琳の名を呼ぶ声が聞こえてきた
秋蘭「華琳さまー!」
劉備「華琳さーん!?」
華琳「あら、あの二人の組み合わせは珍しいわね…秋蘭、桃香、一体どうしたの!?」
秋蘭「華琳さま!」
劉備「華琳さん!」
華琳は塀から降り二人の前に行った
華琳「それで一体何だと言うの?」
秋蘭「はっ、実は劉備殿の斥候が定郡山に流れ星が落ちるのを確認したようで」
華琳「っ!?
それは本当なの!?」
劉備「はい、斥候には今回愛紗ちゃん、紫苑さん、雪蓮さんの所の明命ちゃん、亜莎ちゃんが出てるから確実だと思います」
華琳「そう…ならば秋蘭!」
秋蘭「はっ!」
華琳「確か、定郡山に盗賊団が度々目撃されるらしいわね?」
秋蘭「は、小規模ですが報告が入っています」
華琳「そう…なら秋蘭」
秋蘭「は」
華琳「春蘭、沙和、凪、真桜に出陣準備をさせて…貴女もしてきなさい秋蘭」
秋蘭「はっ!」
秋蘭は駆け足でその場を離れていった
劉備「あの~華琳さん?」
華琳「桃香…私の留守中、城を任せるわ」
劉備「はい!」
一刻後・城門前
華琳「皆準備はいいか!」
春蘭達「おぉ!」
華琳「我々はこれより定郡山に蔓延る盗賊団を駆逐に赴く!
されど盗賊団と思って油断をするな!
油断すれば斬られると思え!」
兵士達「おぉー!!」
華琳「いざ、出陣!」
春蘭達「おぉー!」
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