~第一章~

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そう思いながらの帰り道、後ろから  「おーい、望!まってくれよ…」 と声がする。  僕をよんでいるか?っと思いながら立ち止まり振り向いた。 そこにはこちらに走る友人がいた。  「お前いつも帰るの早いな、部活とかはいらねぇの?」  その友人、萩原が言う。  萩原の下の名前なんて覚えていない。 小学校から苗字で呼んでいたしどうでもよかった。  「お前さ部活でも入ってみたら?きっと今までがかわるぜぇ」  「部活かぁ…興味ある部なんて無かったし…」  「ならよ、俺の入ってる部に入部しないか?」    こいつの入っている部活、確か変な部で有名だ。  部長が変わり者らしいが生徒会長らしい・・
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