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「そういやさ、何で女になったんだ?」
「知らねーよ」
「もしかしたらお前のお父さんのお土産かもしれんぞ?」
確かに、俺の親父はどっか行ったら必ず変なもの買ってくるからな。そん中に何かあるかもしれないのか。
「一理あるな」
「だろ!で、最近貰ったのはなんだ?」
「なんだったかな…インドからの壷…?」
タンスを探したらあっさりと出てきた。
っつか、何で説明書まで付いてるんだ?
「えーっと、何々?この壷は性転換の壷であり、一度使用したからってそのままって訳ではない…」
っつか、何で日本語で書いてるんだ?まあいいや。
「つまり、戻るんだな」
「そういうことだな。やっと戻れるわ~」
そういい箱から壷を取り出そうとした時、
「……」
「……なんだ、どんまい」
見事に真っ二つって、どういうことよ。
「ま、まあ別に、俺…女になりたかったし、別に気にしてないし」
「嘘付け、顔が笑ってないぞ。あと、泣いてるぞ」
「うっせ、本気と書いてマジだし」
まあ、嘘ですけどね。ちくしょー!!何なんだよ!俺は一生このノキアのような幼女体型で生活をしろと?ふざけるなよ!神様は俺を見捨てたのか…はは、笑えるぜ。
「まあ、可愛いぜ。純ちゃん」「どうせなら、もっとボインがよかったな…」
「大丈夫だ、俺はロリコンだからな、もし相手が居なかったら俺が婿になってや…ぐふぅ!」
一発蹴りを入れたくなるのは誰だってそうだよな。
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