俺は女の子!?

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俺はカバンを自分の机に置いた時に、辺りの静寂さに気づいた。 「あれ…?みんな如何した、俺を見てさ」 「いや、君誰よ」 「はぁ?誰って純だけど?」 話をかけてきたのは他でもない、俺の一番の親友山本哲也(やまもとてつや)だ。 「ほんとに、純なのか?」 「ああ、そうだけど」 あれ?なんか妙に哲也が大きい気がするんだが……。 「身長伸びた?」 「あほか、鏡をよく見ろ」 哲也は何故か鏡をカバンの中から取り出してきた。  俺はその鏡を見る。 「………えっと、何方さんでしょうか?」 鏡に向かって何言ってるんだ俺。でも、考えても見ろ。いつの間にか鏡の中にはかわいらしい女の子が居るではないか。
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