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「翔クン。出来たよ」
「あぁ。」
翔クンは、2つお皿を運んできた。
「わぁ~♪美味しそう」
「ありがと。今日は真奈の入学式だから張り切って作ったんだよ」
「私の…ため?」
「そうだよ」
私の目からは涙が出てきた。
「あり…が……と」
「なぁに泣いてんの?」
翔クンは私の頭を撫でる。
「だって、嬉しいんだもん」
「そっか。今日の入学式には俺がちゃんと行くからな!」
「うん」
私はニコッとした。
「じゃあ、食べよ」
「うん。」
涙を拭き、朝ごはんを食べだした。
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