2011/04/18

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「いいですよ。前回と特に変わりはない様ですね。やっぱり見難いですか?」 私はバッグからB'zのジャケを出しながら、 「先生、見えない文字のサンプル出すから。 でも笑わないでね。 絶対に笑わないで下さいよ?」 「さよなら傷だらけの日々よ」 のジャケを渡すと、受け取ってまたもやジッと見ている下川君。 「その左下の白い文字。固まりにしか見えなくて、文字の輪郭が判らない。」 笑いこそはしなかった。 ただ。 私はどこかで 「国田さん、B'z聴くんですか?」くらいのエッセンスがないか期待したが 「確かに小さいですよね。離しても見えないですか?」 …がっかり(´д`) 「今入れている(眼内)レンズは30センチにピント合わせてますからねぇ」 あのさ。 ジャケとか30センチ離して見るか?普通。 その割にジャケを握ってシゲシゲ眺める下川君。 そんなに握ったら、稲葉さんとまっちゃんがシワシワになっちゃうよ~(泣) (解ってるって)と手で制しながら、 「もっと由々しき問題があるの、女性として。 針穴に糸が通せないの。主人に糸を通してもらってるんだよ。」 「…針を離して見ても…」 ちょ、何かおかしくないか?(笑) 針に糸を通すのに手元から離して見る人、居るかっての?
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