―第二話―

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私は部屋にあったスクバを開けて、ノートとボールペンを出した。 ノートに文字を書いてふたりに見せてあげる。 半平太「…『怒ってませんよ。』」 龍馬「ほう!考えたのぉ!」 えへへ、と得意気に笑ってみせる。 半平太「…ありがとう、あやめさん。」 あやめ『いいんですよ。私だって、誤解させちゃいましたし。』 龍馬「武市にはいい薬じゃ。」 半平太「龍馬!///また人をそうやって…」 龍馬「にししししっ///」 三人で笑って、問題解決、かな。 ……よかった。 龍馬「ほうじゃ、あやめ。その口近々医者に見せよう。早く治したかろう?」 あやめ『はい。』 龍馬「じゃあ、二日後にいこう。ワシが連れて行っちゃるき。」 ポンポン、と頭を撫でてくれるその手。 龍馬さん、大好き―――。
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