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家に帰ると早速借りた本を手に取ってみる。
舞魅「んー昔の字だよねコレ、読めない」
眉間に小さく皺をよせながらもパラパラとめくっていく。
「舞魅ー飯ー」
という声と同時にガチャッとドアを開ける音がした
舞魅「お兄ちゃん!ノックしてから入ってよ!」
舞魅の兄、山崎 佐助ーヤマザキ サスケー
佐助「おお、ごめんごめんーじゃなくて、飯できたぞ」
舞魅「あ、わかった今いく」
あ、お兄ちゃん頭いいじゃん!お兄ちゃんに読んで貰おうっと♪
本を片手に階段をとんとんっと足音に♪がつきそうなくらいリズムよく降りる。
舞魅「おにーいちゃん」
語尾にハートがついてるような感じで佐助を呼ぶ。
それがシスコン気味の佐助には嬉しいらしく笑顔で舞魅の所に行く
舞魅「これ読めるー?」
佐助「んー…?うん、微妙。」
舞魅「えぇ…」
佐助「まぁたぶん…読めると思う…
ええっと?【京の都の嫌われ者を救うのは汝ら二人しだい】…?」
佐助が太字で書かれた部分を読み終わるとどうじに佐助は倒れてしまった。
舞魅「!?お兄ちゃん!?」
倒れた佐助が手にしていた本が光っていた。
舞魅「あれのせい…?」
こんな時でも一応冷静になって佐助が倒れてしまった理由を考える舞魅。
舞魅「ええと…なんか読んだら倒れちゃったんだよね?ならあたしも同じことしてみればいいかな?」
普通は救急車をよぶとかなんだが舞魅は佐助と同じ事をする。
舞魅は佐助の手から光っている本を取り上げ深呼吸をする
舞魅「ええっと…?【京の都の嫌われ者を救うのは汝ら二人しだい】」
すると佐助と同様、急に瞼が重くなりそのまま意識を失ってしまった
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