31人が本棚に入れています
本棚に追加
「不思議だね」
「見てみたいよね~」
「でも、何か怖くない?」
4人がそんな話しをしていると、後方から声が飛んできた
声の主は、静香の幼馴染みの閲
静香は今話していた事を閲に大雑把に話してみる
すると、閲は、右手に持ったやけに分厚い黒革の本を4人に見せてきた
「これだろ?その本って」
手渡されたその本の表紙は革製で、そこに小さく
『ミステリー』
とローマ字で書かれている他、縁が金色のとてもシンプルなもの
表紙を開くと、灰色のページに
『ミステリーワールドアドベンチャ』
とだけ書いてあった
次のページからは、すぐに物語が始まっていて目次というものがない
閲の本に挟んであるしおりは、もう半分あたり
「もう、こんなに読んだの?」
「まぁな。中身は対して不思議でもなんでもないけどな」
そっかぁ
と4人は本を閲に返す
最初のコメントを投稿しよう!