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真夏の日差しが照りつける
君を自転車の後ろに乗せて
さぁ 出かけようよ
夏が来た 始まる
右手に持った アイスクリーム
溶け出すのが早い 真夏日
空に浮かんでいった 麦わら帽子
青い空に描かれた 大きな入道雲
君のまわした腕が 首の汗に触れる
暑いよ なんて言いながら笑って
それでも離れはしなくて
真夏の日差しが僕の思いを焦がして
君のとこまで勢いよく回るペダル
会いたいと思ってた
今年の夏はきっと 最高に輝く
今年の夏は君と
左手が不意に握ったブレーキに
後ろにいる君は驚いて
空には大きな入道雲が浮かんでてさ
君のまわした腕が ほんの少しだけ
きつくなった それだけで
僕の体温は急上昇
夏蜜柑のようにみずみずしくて
きっとまだ始まったばかりの物語
君と僕にとって 忘れられない夏になるよ
この場所からふたりは歩き出す
手を繋ぎ 支えあいながら
僕達の夏が始まった音が鳴り響いている
透き通る 青空の下で
君をずっと守ると誓うよ
これからも ずっと…
甘酸っぱい夏の切ない香りも
君といれば色鮮やかになるよ
僕の気持ちは 真っ青な青空だよ
変わらない この気持ちも
君と繋がる 指先までも
僕たちを 焦がしていくよ
summer day
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