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「お兄ちゃーん」
湊が大学に進んで、今の季節は既に5月。
そんな中、野薔薇と椿姫、風香と想華、花音は湊の大学で行われる文化祭へとやってきていた。
花音は湊を見つけるとぶんぶんと手を振った。
それに気づき、湊は振り返る。
「ぐ……グハッ…」
湊は花音の頭突きを食らったようだ…。
『『『『ご愁傷様…』』』』
湊と花音以外の四人の心の声は、見事に一致したようだ…;
「か…花音…」
やんわりと花音を引き剥がそうとするが花音は湊に抱きついたまま離れようとしない。
「らぶらぶですなぁ☆」
それを見てのんびりと野薔薇が笑う。
「俺なら野薔薇が抱きついてきたら死んでも離しませんけど?」
椿姫は恐ろしい台詞を吐いている。
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