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そう言って岩沢は去って行った…
―ユイの家―
「スミマセン遅くなりました!」
そう言ってユイの家に帰ってきた…それでもおばさんは
いいのよユイが楽しければ~ユイどうだった?」
と言って笑っていた
するとユイは
「うん!楽しかった!」
と言っていた
ユイの家でご飯をいただいた後俺はおばさんに聞いてみた
「ユイが再び動ける可能性ってあるんですか?」
するとおばさんは
「はっきり言ってほとんどないそうです…手は動く可能性はあるらいですけど足は確率にすると六十億分の一らしいです…」
―日向宅―
「ただいま」
「誰も居ないか……」
俺は考えていた
せめて、ユイには幸せになって欲しい…
けど…どうすれば幸せになるんだアイツは?
そんな事を考えながらの睡眠だった…
―ユイの家―
私は二度手足は動かない…動くとしたら六十億分の一くらいの確率…
神様!私、何か悪い事しました?
私はただ幸せになりたかっただけなのに…ただそれだけなのに…初めはそう思っていた…
でも…今は違う
日向と一緒に居る日々はとても楽しい…こんなささやかな幸せまでも奪ってしまうですか神様?そう思いながら私は眠っていた…
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