出会い

3/4
16人が本棚に入れています
本棚に追加
/12ページ
「あ、あのーすみませんでした!!怪我とかありませんでしたか?」 そう言うと女の子が 「あの~大丈夫なので頭上げて下さい…ひなっち先輩」 「へ…?今なんて…?」 「あ…わ、私何言ってんだろ…」 と言って二人とも動揺していたそこへ 「ユイーお母さん掃除機片付けて来るから~」 とユイのお母さんが言い残してどこかへ行ってしまった… ……しばらくの沈黙 俺は考えた けど思い出せなかった けど… ユイさんはどこか懐かしく思えた… どこか違う世界で大事な約束を交わした気がしてきた 俺が考えているとユイさんが口を開いた 「あの~野球なさってるんですか?」 「あ!はい!」 「上手いんですか?」 「あ…いや…この前、後少しで甲子園出場出来たのに…俺のせいで負けてしまったから…」 俺はそう言うと暗い顔をしたすると 「あ…すみません」……また沈黙今度は俺が話題を振ってみる 「き、今日は天気が良いですね」 あぁ…終わった俺のばか今日は曇ってるだろが…それに声も裏返ってるし… 「はい、いい天気ですねー」 空気を読んでくれたのか話を合わせてくれた 女の子に気を遣わせるなんて最悪だ…
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!