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更に沈黙…
今度は俺が話題を振る
「今日はいい天気ですねー」
「……あ!そうですねー!」
また沈黙…
更に話題を振る
「何の病気ですか?早く治ると良いですね~」
するとユイさんは
「あ…私、小さい時車に跳ねられて体動かないです…あは」と言って明るく言ったつもりだったんだろうけどそこには笑顔が無かった…
最悪だ…俺は、皆の夢を壊した上に女の子にこんな顔をさせたんだから。そう思いながらも、あることを思いついた
「あの~良かったお友達になりませんか?」
「ふぇ!?いいんですか!?」
「良いですよ勿論!こんな可愛い子が友達になったらおれ最高ですです!」
「じゃあ…明日も来てくれますか」
勿論そう言い残してユイさんの家を後にしたのであった…
その夜、俺は奇妙な夢を見た
夕方の野球グラウンドに何故かユイさんと音無
ユイさんが何か言っている
「じゃあ先輩、私と結婚してくれますか?」
その続きはわからなかった…
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