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「アンビリーバボー……」
振り返って確認したいことは山ほどある。
目算でも40㍍はあろうかと言う建物から飛び降りて無傷?
有り得ない。
まさかのロボットとか?
精巧に出来ているなあ……ってそんなわけはない。
恐々振り返るとそこにはもうその人の姿はなかった。
「白昼夢……?」
しかし、実際に見てしまった。
「現実?」
非現実に早速触れてしまった気がしたが、物凄く運動神経の良い人で片付けることに決めた。
柔軟じゃなければこの世の中、生き残れない。
「世の中には色んな人がいるのよ。あんなの序の口、序の口」
言い聞かせて彰は前に進み始めた。
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