新たな扉

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最近ヤバイ・・・ なにがヤバイって・・・ 「またか?」 「っあぁ。 ちょっと出してくる・・・」 「・・・あれだけ,セカンド、とかに能力・・・出しといて・・・まだ,能力が・・・つきない,の?」 「みたいだな。 炎を形に出来たら いいんだが・・・」 「武器は?」 「それが,あいつぐらいの パーストなら有っても 不思議じゃないんだが 出ないんだよ。」 「うーん・・・」 「う・・・ん?」 「はぁー。」 初めてセカンドに会った後から 訓練を積んで セカンドまでなら倒せるようになったが, それのときに放つ炎は 尋常じゃないはず。 なのにすぐに 炎が回復して, ほっとくと発火して しまうほど力は 強くなっていった。 「くそっ!! 武器も出ないし・・・ この炎はなんなんだよ!!」 一点に集中して 炎を出してみる。 術の練習でもすれば いいのかな? 「選ばれし炎。 主に従い,炎の渦とかせよ。 はぁっ。 ・・・えっ!?」 俺,術の間違った? なんだ・・・これ・・・ はぁっ。 と出した手の中に あったものは 炎の塊だった。 スッキリはしたが 手の中の塊は いつまでも燃え続けている。 紫呉に見せるか。
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