新たな扉

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「これはっ。」 「なんかよ,術の練習して はぁっ。ってだしたら こんなのがでてよ。」 「あれ?もしかして これって珍しいあれ?」 「・・・多分・・・」 な,なんだ? なんなんだ? 「これは犬になるぞ。」 「いぬ!?」 「希にいるんだ。 自分の能力は武器じゃなく 動物になって現れる奴が。 珍しいし,力がある奴しか 無理だという話もある。」 「はぁ・・・ こんなちっちゃいのが 育つのか?」 「お前の炎をやると いくらでも成長はするが 躾は大変だ。 主を認めさせる訓練が 大切になる。 お前の炎の漏れは こいつが居たからだろう。 ちなみに,拓馬もいるぞ?」 「拓馬も?」 「・・・俺の・・・馬,だった。 滅多に,出さないけど」 「へぇ。馬か・・・」 「ま,がんばってみれば?」 「おうっ。」 俺は犬を手に入れたが これがまた大変だった。
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