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昨夜のオレンジ色の正体が仙台港の石油コンビナートだとわかったが、昼間は炎上しているかわからなかった
沈静化していることを願いつつ様子を見に行った
しかし山の向こうは相変わらずオレンジ色に光っていた
昨日まで騒がしかった消防車や救急車のサイレンが消えていた
もう消火は諦め燃え尽きるのを待つことにしたのだろう
まだ燃えていたことを先輩に伝え、やることが無いから今日も早めに就寝しよう
と提案したとき先輩が
『そう言えばさっきラジオで言っていた福島の原発大丈夫かや？』
『心配しても俺らに何か出来るわけでもないし…明るくなったら考えるべ』
『だな！』
今更怖いもんなんて何もない
まさか日本でチェルノブイリ的なことが起きるわけ無いはずだと思い先輩の話をシャットダウンした
…そのまさかが現実味を帯びてくるとは…
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