神は華に華は神に

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ちなみに接し方だけではなく、話し方もカイロスにだけ変えており敬語ではなくなる。それらの態度はカイロスなら許してくれるという信頼と甘えからくる行動であり、つまりはそれほどアリアスがカイロスに対して心を開いており、認めている証である。でも、カイロスへのいつもの態度のせいでカイロスはそんな事には気付いておらず、自分だけ酷い扱いを受けていることに不満を持っている。アリアスはその事に気付いているが信頼しているや認めている、ましてや甘えからくる行動だということを素直に話すことなどできず黙っている。いつもカイロスに色々言うがアリアス自身もなかなかに子供っぽいところがあるのだ。 「さて、一通り説明も終わったし、人の姿に戻るか」 『へ?』 .
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