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バスから降りて向かったのは、みゆきの家だった。
どうしてだろう?
あんなにボロボロに負けて、しかも出会ったばかりの人なのに。
みゆきの家につき、インターホンをおす。
『ピンポーン!』
『はーい!』
中から出てきた、みゆきがあけみの顔を見るなり、手を引っ張り、自分の部屋に連れていく。
『あけみ!何があった!オイ!あけみ!』
みゆきは、大きな声で問いかける。
あけみは、涙が止まらず泣きくずれる。
みゆきの家で暫くお世話になることになる。
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