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俺も家に向かって歩き始める。 正面にある夕日が綺麗だった。 バスケットを返しに、女の家に行く。 場所は辛うじて覚えていた。 夕飯を誘われたが、断った。 獲物を引き取ってくれるオヤジの所へ行って、金と交換してもらってから、酒場に夕飯を食いに行く。 酒場は異常にうるさい。 親父の友達が溜まってたから、混ぜてもらう。 「カミさん、酒持って来てー」 「俺もー」 「アホか!未成年に酒は出しません」 無駄に騒がしく談笑。 料理を持って来た店のカミさんに、抑えた声で言われた。 「あんた、魔女と一緒に居たって本当かい?」 「は?魔女?」 「東に居る髪の白い女だよ。不気味だから皆は魔女って呼んでんだよ」 アインの事か。 綺麗だと思った物を不気味と言われて、テンションが下がった。
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