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「…うぜぇ」
「あーうぜぇよ。あたしだってウザい。そりゃ、もうマジ
――死にたいくらいに」
ハハ、と笑ってみせる。
すると憂介は、私をひいた目で見ながら、
「…お前、中二病じゃないの?」
「はぁぁあぁっ!?」
あんたに言われたかないわ!!!!
「ち、違う!大体ね、あたしは中三だから。ユースケのような…」
「俺も中三だけど?つか、主張するトコそこじゃねーし」
「うっ……うるさい!!黙れ!!あたしは中二病じゃない!」
「逆ギレかよ…」
呆れたような顔をする憂介。
そんな感じだった。
私と、
相良憂介は。
つまるところ
不登校と死にたがり。
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