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｢まぁいい…
それより、なんで周りのやつらは動かない？｣
悠輝は警戒心を解きながら、最初の疑問を口にした。
｢いいのですか？そんなに簡単に警戒を解いても｣
｢あぁ、あんたが悪いやつじゃぁないことがわかったからな｣
｢信用を得られたのでしたら結構、それでは貴方の疑問をお答えしましょう
まず、貴方は魔法、というものがあると言ったら信じますか？｣
真面目な顔になったレイスはいきなりふざけているようなことを言った。
｢ふざけてんのか？
……と言いたいところだが、今の俺が置かれている状況を見る限り、あると信じる他ないだろうな｣
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