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「理解が早くて助かります」
そういってレイスは小さく笑った。だが次の瞬間には顔から笑みは消え、真剣な顔になった。
「そして、これから話すことが重要です」
急に雰囲気が変わったレイスに戸惑いながらも悠輝は耳を傾けた。
「貴方は本来、魔法のある世界『ロスタリア』の住人です」
「はぁ?」
いきなりの発言に、思わず悠輝は反応してしまった
「ち、ちょっと待ってくれ
てことは、だ。―――俺はもしかしたらだが、幼少のころにその…ロスタリアにいたか?」
自分なりに推理したことをさのまま口にすると、レイスは苦笑を漏らした
「まったく、鋭いですねぇ
えぇ貴方の言う通り」
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