第二章

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あれから1週間たった。 俺はあの妙に実感があるあの悪夢に恐怖しつつ 日常 を過ごしていた。 学校と寮は少し距離がある。 バスが学校からあるのだがいつも優花と下校している。 何だかんだと言って優花と話すのは悪くない。 昨日みたテレビや流行りの曲に学校の話、味気ない話だが悪くない。 素直に言おう。むしろ楽しい。 今日の優花はあの日の夢の時のように、無理にでも俺と遊びにつれていこうとしつこく誘ってきた、あまりにしつこ過ぎてうざったるいので 「後ろに白い猫が!!」 「えっ!?どこ!?猫どこ!?」 優花は振り返りキョロキョロしながら猫を探しはじめた。 しめた!!路地裏にかけこみんだ。 「バカだな優花は相変わらずの猫好きでよかったぜ。あの運動バカの足からはとても逃げられないからな。」 別れたあと俺の 日常 は再び崩れていった。
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