第二章

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「創造者?覚醒?アンタは何を知ってる!!」 「お前は一度死んでいる。」 「あんなの夢かなにかだろ!?」 俺は考えないようにしていた悪夢を思い出す。 「信じらんねぇのはわかるがよォ事実だ、そしてお前が蘇生(うまれて)から既に168時間が経過している。」 「信じられるか!!なんなんだよ!!なんなんだよ!!」 俺は頭を押さえ身に起きた不可解な事に錯乱する。 男は笑う。 「フッ……狂って当然だ。俺たちはなァ神に選ばれたんだよ。蘇生してから168時間した創造者は覚醒する……しかしなァそんな化けもんが増えてもらっては困るんでなァ!!というわけでオマエ死ねよ。」 言い終わるか否か男はその大剣を俺に降り下ろす。 その一撃を間一髪で転がり避ける。 「なんなんだよ!!わかんねぇよ!!お前も化け物だろ!!」 俺は拳銃の引き金をひく……しかし弾は男のひと降りで砕け散る。 「俺は統合政府環境省特務科。人ならざるものを消すのが仕事だ。あいにくこの力に溺れ悪用する前にテメェを消す。ってのが建前で!!俺は暴れたいだけよォ!!」 男は大剣を前に突きだし俺に向かって突進してきた。俺は後ろに跳躍する。 2メートルは下がっていた。 「ほォ?もう力になれたか?潰しがいがあるぜっ!!」 男が消えたかと思いきや俺の目の前に現れる。 「こんなものか……」 大剣を振り上げた避けられない… 反撃も間に合いわしない… 俺は反射的に手を振り上げた。 ガッンと金属がぶつかる鈍い音がする。 「なにィ!?面白いな!!」
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