5人が本棚に入れています
本棚に追加
そんなことをしてる間に
家についた。
2次元って便利。
ガチャ…
『ただいまー…』
「おかえりなさいませ!!健一様!!」
『..やっぱ喋ってる..』
「なあなんか突っ込んでよ。」
『...あぁ』
「それだけ!?..まあいいや。
あのさ健一」
『なに?』
「今日、俺の言ったこと
当たっただろ?」
『..あぁ、ただの偶然だろ?』
俺は着替えながら
言った。
「それがさ~偶然じゃないんだよね」
『はあ?偶然に決まってる。』
「俺さ、未来がわかるんだよ!!」
『未来は誰にもわかんないの。』
「いーや、俺にはわかるんだって」
『未来がわかるなんて非現実的なこと
あり得ない。』
俺はテレビをつける。
「健一?」
『あ?』
「俺、靴だよ靴」
『あぁ。見りゃわかる』
「喋ってんだよ?十分、非現実的だろ?
でもそれがあり得てる。だーかーら
俺には未来わかるんだよ」
『あーそ。』
「うん。」
『…飯作ろ』
俺は冷蔵庫から野菜を取り出す。
一人暮らし歴は結構長い。
自炊くらいできる。
「なあ信じてないだろ?」
『あぁ』
「信じてよ」
最初のコメントを投稿しよう!