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俺はいつも通り着替えて
靴下を履いて
やることがなくなったら
パンを食べ始める。
「健一ぃ？」
『あー？』ﾑｼｬﾑｼｬ
「俺の焼いてくれたんだよね？」
『は？』
「え！焼いてないの？」
『焼いてないけど』
「マジかよ！腹減ったよ～なあ健一ぃ～」
『おら』
俺はパンの切りはしを投げる。
「さんきゅ！ﾑｼｬﾑｼｬ
あ、ほうほう、ひほうほひっはへほ
ひょうはへんひゃ
ひんひんひほへ遅れるからな」
※あ、そうそう、昨日も言ったけど
今日は電車人身事故で遅れるからな
『わりぃパナップ。
遅れるからなしか聞こえなかった。
行ってきます。』
ガチャ
俺は食べながら喋るパナップもとい靴を
置いて家を出た。
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