世界観のつかみみたいなもの

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「あー、わかった。佐月がいいって言ったらな」 『おお、ありがとう高瀬様! この神津和正、一生涯をあなた様にさ』 プツッ、 気持ち悪かったので構わず電話を切る。そう、よくあることなのだ。 その後、一応先程の少女とは違う道のりで高瀬は帰り、弟にリリなんとかの録画したのを借りた、とメールを送るまでに、 この忠誠なる僕、神津和正の服従心は本物です。と言った件名の1000文字を越える褒めまくり崇めまくりなメールが三件ほど届いたが、リリなんとか借りたぞ、と報告のメールを送ると、 『リリなんとかじゃなくリリカルよつばだ、いい加減覚えろド素人!』 と忠誠なる僕にキレられる、そんな高瀬浩也だった。
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