未定

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無能力狩り、言葉を見る通り何の能力も持たないものを自己の快楽の為に故意に暴力を働くことだ。 能力持ちが当たり前、そんな世の中になってしまった為に、能力無しは「私は社会に適応できない無能です」と書いた看板を背負っているようなものなのだ。 目に見える能力を持ったものが、何の能力も持たない者の輪に放り込まれればどうなるか。 拒絶、侮蔑。寄って集って除け者にするだろう。自分と違う異質なものを持つ者は気味が悪いから。 それと真逆のことがここでは起こっている。自分達では当たり前なのに、こいつはそれができない。それだけで暴力の矛先になり、差別の対象になる。
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