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低能力狩り、これは先ほどの無能力狩りとは別物だ。
能力があってもそれは平等ではない。勿論優劣があるのだ。
優れた能力を持ち、その理不尽な程の力の差に溺れる者が大抵、自分以下の能力者を叩きのめす行為、これが低能力狩り。
だが、低いとはいえ能力者が暴行を受けたとなると事件沙汰になるので、滅多に低能力狩りは起こらない。
ただ、低能力狩りに遭遇した者が腹いせに無能力者を攻撃する、と言うのはよくある話で、このようなことからも無能力者はとても損な役回りであることがわかる。
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