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そんなこともあったっけ、あの頃は能力も持ってなくて、姉ちゃんみたいになりたいって思って純粋に頑張ってただけなんだよな、
そんなことを話してるうち駅に着いた。
改札に向かって歩いていたとき、朝いつも座っている女がいた。
よく見ると俺達と同じぐらいの歳か?
見ていると向こうもこっちに気づき目があってしまった。
すると、すぐに目をそらし行ってしまった。
「知り合い?」
「いや、知らない」
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