二人きり

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しばし彼女と密着…していた。 コタツの中で手を繋ぎ、言葉は発しなくても幸せな一時だった。 ふと時計を見る 「げっ!もう22時!?」 そろそろ寝る時間だ。 もっと密着していたかったのになぁ… 「俺、此処で寝るから…ベッド使っていいよ?」 流石に女の子をコタツ…床の上で寝かせる訳にはいかないし、本心は…言えません。 「一緒に寝よ?」 「わかった…て、えぇぇぇ!」 いやいやいやいや それは流石にマズイだろ! 年頃の男女が一緒の布団て!?布団てぇぇぇぇ!! 「だめ?」 彼女は瞳をウルウルさせて懇願して来る。 「何もしないから…だめ?」 何もしないから…って、それは俺の台詞ぅぅ!! 今夜だけならと、覚悟を決めてベッドに入っ… 「ちょっ!」 彼女は、着ていた服を脱ぎ出し…ベッドへ。 「パンツ一丁駄目!俺のTシャツ貸すからっ///」 やめてくれ…理性が…俺の理性がぁぁぁ… 彼女は渋々、俺のTシャツを着てベッドから出てきた。 て、何故出て来るっ!
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