二人きり

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Tシャツから出る白い太股… 咄嗟に鼻を押さえた。 「お手洗い借りるね」 トイレか…しかし…あの…頼むから、その格好でうろつかないでくれ。 「理性が…ほぐぉぉぅ」 俺は股関を押さえながら、ベッドへ潜った。 「静まれ…静まれ…」 「何が静まるの?」 此処でトイレから戻って来た彼女が、俺の顔を覗き込む。 「よいしょっと」 ベッドに潜った俺を… その太股でまたぎ、壁側からベッドへ入ってきた。 「あ、灯り消さなきゃ!」 と、俺の頭をまたい…ギャー! やめてぇぇ!起きるから!アレが起きちゃうからぁ! 必死で抑える俺。 「どしたの?」 彼女が戻って来た。 モソモソとベッドに潜って、必死にアレを抑えている俺に抱き付いて来た。 「にえぇぇぇぇ////」 変な声が出た。 抱き付き返さなきゃいけないのか? 今、手を離したら…いや、その前に俺の手が彼女の…ウギャァァァ//// 幸せの絶頂から、一気に地獄の底へ叩き落とされたみたいだ。
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