二人きり

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俺の意識は、静まりきらないアレと… アレを押さえている俺の手に当たる彼女の…ぶふっ/// 完全に支配されていた。 「大丈夫?」 心配そうに俺の顔を覗く。 あ…唇が…急接近! 拷問だ… 「あのさ…俺、一応…男だから…その…そんなにくっつかれると理性が暴走を…」 嬉しい半面、悲しかった。彼女は兄貴のもの。俺のじゃない。流石に、手は出せませんって。 「私は大丈夫だよ?」 な、何をですか? 「大丈夫だから、手、離していいよ?」 いや…それは… 彼女は、俺の手をアレから無理矢理解放した。 や、やめてぇぇぇ!!! 「うぁぁぁ///」 おーたーすーけぇぇ… 彼女は何を思ったか、静まりきらないアレを 「よいしょっと、此れなら安心だね♪」 とアレを股に挟んで、安心だと言う。 だから…何がですか? 「寝よう?目の下のクマ凄いよ?」 そういや、俺…今日、一睡もしてない。 「よし、寝よう。その前に…下履いてくれ…」 気付かれないとでも思ったのか… いつ脱いだのか知らないけど、彼女は下着をつけていなかった。
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