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彼女は気付いていたんだろな、俺の舐める様な視線に…
彼女の全身を…
舐め回すかの様に見ていた。
掴んだ手を離すことなく…
「あ、あの///」
彼女の一言で、ハッと我に返る。
俺と兄貴は、一卵性双生児。
外見上は見分けつかない。
よって…彼女は顔を真っ赤にしていた。
「ご、ごめん///」
何故か俺まで赤面。
たった此れだけの事だった…
それなのに…
「じゃぁ…」
と彼女は、小走りで2階へと駆け上って行った。
その場に取り残された俺は、しばらくその場で立ち尽くしていた…。
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