莉麻と昨日の告白

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「ー碧衣ちゃん??」 朝教室に来るなり机に突っ伏していた碧衣に今教室に入ってきた莉麻が不思議そうに声をかけてくる 「んー…おはよ」 碧衣は顔を上げて普通に座り直す 「おはよ!…もしかして何かあった?」 「……なんで?」 「だってすごい眠そうなんだもん。目がとろんってしてるよ!それになんか深刻そうな顔してるし…眠れないくらいの悩み事できた??」 本気で心配そうに聞いてくる莉麻に碧衣は軽く笑う 「大丈夫だから。確かに昨日考え事してて寝るの遅かったんだけどね」 「そっかぁ」 莉麻は碧衣のすぐ後ろの机にカバンをかけると椅子に座る。それに合わせて碧衣は体を莉麻の方向に向けた 「で、考え事って何??」 軽い口調で聞いてくる莉麻に碧衣はどーしようかと少し悩む 考え事とはもちろん、昨日のあれで。 簡単に言えばー、あのあと結局ー… あたしは逃げてしまったのだ
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