王道は大切

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とりあえずマクセルとか言う貴族に、悪夢を見てもらってます。自分が奴隷だったらっていう悪夢。 女の子「あの…」 あ、この子忘れてたわww ケイスケ「ん?何?」 できるだけやさしく声をかけたつもりなのに何かビクついてます。え、俺って怖いの? 女の子「…ありがとうございました。何も関係のないあなたを巻き込んでしまい本当に申し訳ございません」 ケイスケ「そうだね。せめて何か事情とか言ってくれたら情状酌量の余地はあったんだけど、何も聞かずに巻き込まれたからな。ということで、君にもお仕置きです」 おお、お仕置きって言った瞬間女の子が目に見えるぐらい震えだしたよ。顔も真っ青になっちゃって…って、あれ?そんなひどいことするって思われちゃってる? ケイスケ「そんなにビクつかなくても…まあ、いいか…お仕置きっていうか君には貸しができたからね。それを返してもらうために今から君にナビをしてもらうよ」 女の子「…ナビってなんですか?」 ナビを知らないだと…?って、そうか、ここは魔法界だった。 ケイスケ「ナビってのは道案内ってことだよ。取り合えず君の住んでる町に案内してくれ。それで帳消しにするから」 別にいなくても探知すりゃいいって思うだろうけど。そうすると運転に集中できないんだよ ってことで、後ろに乗って…じゃ、道が分からないか サイドカーつきのバイクでも創るかな。
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