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白い世界
どこまでも続いているような世界
けれどもそれが逆に圧迫感を出し息苦しく感じてしまう…
ケイスケ「…なんだ…どこだろここ…」
目を開けると全てが白に染まった場所にいた。
俺はたぶん寝ているのだろうが、なにぶん自分以外のものが白色で立っているのか寝ているのかさえ曖昧だ。
髪の毛が後ろに流れていることからおそらく寝ているのだろう。
上半身を起こし(たつもり)、周りを見る。
「真っ白だ。何なんだこれは…つか、どこだここ?」
「ここは、天界だ。まあ、天国のようなものと思ってもらっていいぞ」
「誰だ!つかどこにいる!」
突然声が聞こえた…いや、頭に直接響いたといったほうが正しい気がする。
「あ、悪いな。今そっち行くから待ってな」
すると俺の数m前に一人の人間が現れた。
民族衣装のような白い布をたすきがけにした半裸の変態が…
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