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~回想~
キーンコーンカーンコーーーン
ケイスケ「ふぁ~、やっと春休みか。明日から何しようかなっと」
私こと相馬圭輔(そうまけいすけ)は現在高校の終業式を終え、帰宅途中でございます。
ちなみに年齢は16歳で、彼女いない暦とイコールで繋がっております。
リア充爆発しろ!
おっと、話が逸れた。
あと、親はいません。絶賛行方不明中です。中学2年のとき居間に通帳と一緒にメモがありまして
《圭輔へ、母さんと一緒に異世界へ行ってきます。生活費は置いていくのでこれで、がんばってくれ。
追伸
今度あったら弟か妹ができてるかもな(笑)》
見た瞬間、速攻でパソコン起動して密林で呪いセットを買ったのは甘酸っぱい思い出だ。
はっ、また逸れたな。
ということで俺は高校生にして一軒やで一人暮らしをしている。糞親父達からの連絡は一切ない。偶に通帳に振込みされてるときがあるから生きてはいるみたいだ。
ケイスケ「とりあえず、食材買って…「危ない!」…へっ?」
大声に驚いて後ろを振り返った瞬間何かが俺の顔面に向って飛んできた。
『あなたは神を信じますか?』
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