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とりあえず明日からシェルの家で勉強会をすることに決定した
セリナ「補習回避の大抵点?」
ケイスケ「はい。友達が結構やばいんで教えることになったんですけど教科が多くて…」
セリナ「なるほどね。最低点だけをキープすればとりあえずは補習を回避できると」
いや本当に教科が多いからある程度絞って勉強させないととてもじゃないけど無理だ
セリナ「うーん…最低点は各教師に任せてるからな。私では分かりかねるぞ」
うわ…一番めんどくさいパターンじゃん…
セリナ「というかあんまり補習する先生もいないと思うんだけどね。先生だって休みが欲しいし…」
ケイスケ「え?でも去年そいつは補習になったって…」
セリナ「去年この時期で補習したのは…シェル=シルフだけだったような…そうかあの子か」
え?あいつあれだけ生徒いる中で一人だけ補習だったの?
セリナ「あいつの場合家から言われてる事があってな?さすがにシルフ家で学力が低いとって話がきて」
ケイスケ「…要はある程度点がいるということですか…」
セリナ「そういうことだ。それにしてもこれ美味いな。何ていう料理なんだ?今度作り方教えてくれ」
教えるも何も卵割って醤油を垂らしてかき混ぜてご飯にぶっかけて混ぜるだけですが
貧乏人の味方でありシンプルだけどもそれだけでほぼ完成している料理
その名もTKGですが
手抜き料理?はは、何を馬鹿なことを言ってるんだ
シェルが放課後泣きついてきたんでちょっと見てやってたら帰るのが遅くなったので
すぐに出来て美味い料理を考えたらTKGしか思いつかなかったんだよ
ちなみにこっちは地球とそんなに食材は変わらないし調理器具も変わっていない
コンロがガスとか電気ではなく魔方陣に魔力を流すとかいったちょっとした違いぐらいだね
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