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「く、黒木さん、眠った?」
「ああ、まあ。なあ工藤ごめんな。」
謝罪が口から自然とこぼれた。
巻き込んでしまったことを謝る謝罪する。
工藤は1mmも悪くないんだが、工藤はしゅんとしていた。
後、ここをどこだか忘れていた。
ここは教室だった皆の視線が気まずそうにこちらへ向いている。
由利と俺に、ついでに工藤かな。
俺はそっと由利の髪に指を通した。
さらっと指通りのよい髪に少しだけ落ち着いた。
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