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「ちょっとっっ、アンタたち!!!!
いつまで寝てんのよっ!!!!!!!」
マンションの一室に轟くような声を張り上げいた。
アタシの名前は氷夢華。
故あって、兄貴(って言っても血が繋がってない幼馴染だけど)のマンションに転がり込み(勝手に)、故あって兄貴がアタシを避けるようになり、
看護師長がとりなしてくれて、
まぁ、胃に穴はちょっと空いたけど、吐いた血の量だって大したことなかったし、
(怒られたけどさ)
こうやって、兄貴の嫁さんになって、検査技師と主婦の両立をしながら、今に至ってる。
…ってか、夜勤明けで帰ってみたら、なんなの?この芋虫ども!!!!!
「兄貴!!!!!仕事!!!!
海生!!!海里!!!流青!!!学校は!!!!????」
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