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4月某日 ー今日はとある高校の入学式ー 『やばーいw 知らない人がいっぱいいるんだけどーww ウケるーwww』 『ねぇねぇ!! あそこにいる男子、かっこよくない?』 『え?どこどこ~?』 『あそこ!!』 『あっ!! ほんとだ~!! どこの中学なんだろうねw…』 ー入学式前の教室ー 周りはものすごくにぎやかでうるさいくらい…。 私が眠たげにしてると突然後ろの席から 『ねぇねぇ!!きーな!!』 かわいい声で私を呼ぶやつがいた。 『はいはい。なんですか?』 私は、眠そうに返事をしたらそいつは 『もぉー!! そんな(けだるそうな)テンションの人は、きなだけだよぉおぉ?? もっとテンション上げようよぉ!!』 と、片手にマッキーを私に向けながら、そいつは言う。 『ちょっ…!! やめっ…!!w』 私はそいつを見て思わず吹いてしまった。 そしたらそいつは、今度はつまんなそうにして 『………。こうでもしなきゃ、きなのテンション、さげぽよのまんまじゃん』 その一言がイラッときた私は
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